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海外の知人にはなかなか伝わらないのがもどかしいです。

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私には旧ソヴィエト圏に知人がいます。

独学で日本語を勉強していて、いつか日本に来たいと言っていたのですが、最近は言わなくなりました。

コロナウイルスについての理解も違っているので、必要な情報にアクセスする環境が整わないところで生活しているのかと思った時期もありました。

  • 私の従妹が教えてくれたこと
  • 2020年、2021年とコロナについての理解がお互いにすれ違っていることを感じています。
  • オリンピックの開催も報道されていないのかもしれません。
  • 知人の国は平和ということばから少し遠いのかもしれません。
プショク君、その1です。とても瞳が綺麗です。

私の従妹が教えてくれたこと

私の従妹の一人が海外でフリーランスの仕事をしています。

約10年滞在しながら、時々他の国でも仕事をしています。

住んでいる国はLINEが使えますが、時々赴く国ではLINEが使えません。

LINEの「世界でのシェア」がとても低いことは理解しているので、私の交友関係も狭いということになります。

通信環境が良くなって無料通話で話せる時代が来て良かったと思っています。

その従妹がいうには、「共産圏で情報操作されていると簡単に考えるのは多少間違っているよ」と言うことでした。

共産圏でも多言語に精通するエキスパートがいて情報をつかんでいることはいる。と言うことでした。

私が思ったのは、そうであったとしても情報を取りに行く手段が限られていたら、その国を出てみないと分からないことばかりになってしまうのではないかと思っています。

そういう私ですが、あらゆるニュースを多言語で見ている日々では無いので、私も情報弱者かもしれません。

それを前提に書きます。

旧ソヴィエト圏ではLINEが使えません。

違うアプリでチャット、音声、写真、短い動画で会話をしています。

「通話」が出来ないことが多少不便に感じることがありますが、住んでいる国の体制が違うので仕方がありません。

Skypeが使えるかは確認していません。

今度聞いてみようと思っています。

知人がアメリカではなく日本を選んだ理由を推測したこともありますが、立ち入ってはいけないような「遠慮」があります。

昨年、知人が風邪気味の時に音声が届きました。

風邪の症状があるらしく、私が「病院でちゃんと見てもらって下さいね。」と文字と音声で送ったところ、「この国で病院に行ってはいけないのです。その理由はいつか話します。」という返信でした。

幸い、風邪は治ったようですが今後、病気になったらどうするつもりなんだろうと思うと心配です。

日本でやきもきしてもどうしようもないのに。。。

2020年、2021年とコロナについての理解がお互いにすれ違っていることを感じています。

まだ20代で情報に触れれば吸収して考察、推察することができる年齢ではないかと思っています。

メッセージの中に時々、うーん・・・とうなってしまうことが書かれていることがあります。

「コロナは嘘だと思います。」

この言葉から派生する様々なコロナ関連の内容は、「本当にそう思っているの?」と問いかけたくなりますが、書いてはいけないことのような気がしてしまいます。

知人の国をWikipediaで調べると、決して豊かではなく、民族間の争いや、大国間の駆け引きに使われてきた歴史があるようです。

そんなことは微塵も感じさせない穏やかで、優しさのあるメッセージや音声、写真、動画が送られてきますが、映像から伝わってくるのは穏やかな自然の風景ですが、完全には舗装されていない道路などを見ると「いつか日本に行きたい。」といって独学を始めた気持ちの深い意味は私には計り知れないのだと思っています。

オリンピックの開催も報道されていないのかもしれません。

オリンピックのことも「みんな、出かけたということですか?」という返信でした。

開催国と全く関係ない国の温度差なのだと思います。

今日はブルーインパルスの動画を送りました。

まだ、既読になっていません。YouTubeは再生できる国のはずなのですが、ブロック対象になることもあるのだろうか?と勝手にやきもきしています。(苦笑)

オリンピックが「平和の象徴」とは考えていませんが、コロナ禍でも「お祝い」として飛行機がカラフルな飛行機雲を作るところを見てほしい気持ちがあります。

ご家族はご両親と知人の三人だけのようです。

他に猫ちゃんとワンちゃんがいるようです。

猫のプショク君の写真や動画が時々送られてきます。

プショク君、その2です。

他に、お散歩している途中の風景なども短い動画で見せてくれます。

私もお礼にご近所の風景や、コルトとガラちゃんの写真や動画なども送ります。

知り合ったころはお互いの国の言葉を教えあうことにしたのですが、私がその国へ行くことは可能性としてとても低いので、日本語のサポートに徹することにしています。

「てにをは」は言わずもがな。

細かい言い回しやアクセント、イントネーションで私自身が伝え方をいくつか考えることが多いです。

日本語の先生になりたいとは思いませんが、いつか日本に来た時に困らないようにでいたらいいなと思っています。

今、一番困っているのは、知人の「こんばんは」だけが西の発音になっていることです。

他の挨拶や会話はいわゆる標準語を話せているのに、何故か「こんばんは」だけは西の発音です。

一度、違いを強調して音声を送ったことがありましたが、私が強調したつもりになっただけで、知人には全く同じように聞こえたとのことでした。

将来、日本に来て誰かと会話した時に、「誰に日本語を習ったの?」と聞かれたときに知人が恥ずかしい思いをしないようにしたいなぁと思いながら、私自身が日本語を勉強しなおしていることに気付いています。

私自信が敬語を完璧に使い分けられていないので、伝えるのは難しいです。

でも、遠い国の会ったことのない知人との時差のある会話は少し現実感が無くて楽しいひと時でもあります。

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