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正絹の単衣の平織の紬を洗いました。

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先日頂いた2枚のうちの単衣をおしゃれ着洗いで洗いました。

3日間陰干ししましたが、経年の臭いが取れなかったので、お風呂で漬け置き洗いをしました。

約30年、着物を着ている中で得た体験、経験から判断しているので、クレームは無しでお願いします。

怖いなと思うときは悉皆屋さんにお任せするのが一番良いです。

  • 私がお着物をお洗濯するときに確認すること。
  • 水とおしゃれ着洗い用洗剤でお風呂で漬け置き洗いしました。
  • 柔軟剤は普段のお洗濯物でも使っていません。
  • アイロンは中温で軽く当てます。
  • これを読んで「洗ってみたい」と思った方へ

私がお着物をお洗濯するときに確認すること。

呉服屋さんからは怒られそうな、苦笑いされそうな荒っぽい手洗いです。

着物が縦に激しく縮むことが分かっていれば「平織り」に限って手洗いすることがあります。

平織り以外でも予測できる範囲で手洗いすることもあります。

正絹で平織りであること。

平織り、平織り。大切な事なので繰り返しました。

手縫いかミシン仕立てかを確認します。

正絹の着物であれば正絹の糸で縫ってあるのが普通です。 

ミシン仕立ての場合、正絹の糸が使われているかどうか解いてみないと確認しようがありません。

どこか問題のないところの一部を解いて縫ってある糸を数センチ切って燃やしてみると、正絹か、木綿か、化繊かがある程度は分かります。

縮んだ後でも着られる寸法であることも大切です。

*今回は肩から計った身丈が6センチ縮みました。袖丈は2センチ縮みました。

 伸縮率として平均値を取っていませんが、「激しく縮む」と思っています。大雑把すぎてすみません。自分の衣類なので今のところ問題はないです。

お洒落着用洗剤を使います。

平らな状態を保つためにお風呂で洗います。

どんな色でも色落ちすると思っています。

色落ちすると胴裏や衿裏は落ちた色に染まることが多いです。

衿裏に色移りしています。実物はもう少し濃いグレーです。

真っ白な胴裏が色移りすることが多いです。

何色に染まるか正確な予測はできません。大抵は使われている中の一番濃い色に近い色に染まります。

今回は単で居敷当もないので、襟裏だけがチャコールグレーに染まりました。

居敷当ては正絹の場合と化繊の場合では縮み方、染まり方が違います。

ムラ染めのようになった場合は居敷当てを取ってしまうこともあります。

変わり織りやお召し、縮緬など糸に「撚り」がかかっているものや「絞り」は洗いません。

着物や帯、帯揚げなどを絽ざしの材料として使いたい場合は容赦なく洗ってアイロンをかけますが、着る場合は丁寧が一番です。

縦にも横にも激しく縮むので家庭用アイロンでは横幅を伸ばしきれません。

水とおしゃれ着洗い用洗剤でお風呂で漬け置き洗いしました。

先日頂いたこちらの紬です。

着物を畳んで三つ畳にして洗濯ネットを二枚使います。

洗濯ネットにお着物の両端をしっかり入れます。 

バスタブにお洒落着用洗剤を入れて、お水で洗剤をときながら着物が浸る量をまで お水を張ります。

お着物をお風呂に入れて 2~3回押してみてどれぐらい色落ちしてくるかや、経年のアクのようなものが出てくるかを確認します。

洗剤を隅々まで染み込ませて押し洗いをして、一旦水を抜いてしまいました。

脱水ではなく手で押して水分を抜くか、素足になって足で踏んで水分を 切りました。 

その後もう一回水を張って一晩浸水させました。

一晩浸ける必要はないかもしれませんが、繊維が水に馴染むとか、お着物がゆっくり縮むとか、いろんな想像をして一晩漬けることにしています。

柔軟剤は普段のお洗濯物でも使っていません。

もう30年ぐらい柔軟剤は使っていません。

理由が何だったか自分でも思い出せません。

環境問題だったか、私の肌に合わない柔軟剤を使ってしまったのか忘れてしまいました。

今でもずっと思っているのは、せっかく真水できれいさっぱりにしたのに繊維を柔らかくするためだけに洗剤を使うのが腑に落ちていません。

柔軟剤がついたタオルで洗顔後に顔を拭いたり、お風呂上がりに体を拭いたら、柔軟剤が多少体についてしまうような気がしています。

洗顔の後にスキンケアをする前に微量の柔軟剤が付着してしまうのかなぁと?考えてしまうので今でも柔軟剤は使う気になれません。

一日中香りが続くと言われるとますます怖いです。

こんなに香りが溢れていると外出先ではたまに「これはちょっと辛い」という気持ちになることがあります。

デパートの化粧品売り場や香水売り場ほどではないですが、微香と言われても手が出ません。

無香料と言われると少しほっとする自分がいます。 

あれもこれもいろんな香りがすると「香り」ではなく「臭い」と私の脳ミソは判断するらしく、頭痛とめまいと吐き気がセットで起きることがあります。

鼻が良いのではなく混じりすぎると「きつい臭い」と感じるのだと思っています。

アイロンは中温で軽く当てます。

アイロンをかける前です。
大きなシワだけにアイロンをあてるつもりです。

お着物にアイロンをかける場合は基本的に中温が向いていま。

高温だとペラペラとした光沢が出て 薄っぺらな印象になります。

お着物には「きせ」というものを掛けてありますがアイロンで「きせ」を失くしてしまうのも、着物を安っぽく見せてしまう原因になります。

これを読んで「洗ってみたい」と思った方へ

最初から着物を洗おうとすると「自爆」する可能性があります。

無地の帯揚げや半襟で試してみると「縮む」体験ができます。

帯揚げや半襟でしばらくトライ&エラーを繰り返してから、自分で判断してください。

茶道の袱紗はNGです。元に戻りません。

私は試したことがないですが、約30年ほど前に試した方がいて買いなおしていました。

お茶尺を拭くとお抹茶がついて取れなくなりますが、お稽古の袱紗は先生から事前に「袱紗が汚れるからお懐紙かテッシュで拭きとっていいわよ」といわれるお稽古場もあります。

先生のお考え次第ですし、お稽古用の袱紗とお茶会用の袱紗を使い分ければ良いと思っています。

自分の寸法に合わせてお仕立てをしたお着物やお襦袢は短くなるので、試す場合は少し身丈の長い、リサイクルのお着物などでもいいと思います。

ファストファッションのメーカーのTシャツぐらいのお値段ならお財布も痛まないように思っています。

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