携帯用のつもりでしたが、もし入院などで鏡がないと少しだけ不便を感じる場面を考えて作りました。
自分用には他の色で作ろうと思っています。
- 猫のモチーフ
- 生地はお友達が染めてくれた正絹です。
- 縫製はプロにお願いしました。
- ミシンを使いこなせるスキルを家庭科の授業で見に漬けられませんでした。
猫のモチーフ
猫のモチーフはいくつも配色を変えて刺しています。
猫のモチーフで思い出に残っているのは 海外のお友達に「何色の猫が好きですか?」聞いた時に答えが「灰色か赤毛」という答えでしたでした。
色はグレーという理解でロシアンブルーを考えましたが、 赤毛の猫をとっさにはイメージできませんでした。
我が家のガラちゃんは白と濃い目のベージュのツートンカラーです。
赤毛と言われて思い浮かんだのは、赤毛のアンと 古い映画で刑事コロンボの中で殺人犯の髪の毛が赤毛だったというお話を思い出しました。
お友達がどんな色をイメージして赤毛と言っているのか確認したくて手持ちの「赤毛」に該当するであろうバリエーションを写真に撮って 送ってみてもらいました。
7色ぐらいの中から2色を絞り込んでくれました。 その2色の中の一色で 赤毛の猫を絽ざしとして刺したことがあります。
三毛やツートンは表しやすいですが 「キジトラ模様」となると様々な暗い糸をミックスしなければいけないので、 私に表現できるかなぁ?と考えると今は自信がないので チャレンジしていません。
生地はお友達が染めてくれた正絹です。
若草色と水色の生地は「つまみ細工」をしているお友達が染めた正絹の生地を譲って頂いて使いました。
若草色の生地の地紋は「桜」です。
お友達は自宅で好きな色に染めていると言っていました。
私は生地を染めるところまでなかなか気が回らないので、使いたい絽刺しの糸を探すだけで息切れがしてしまうことがあります。
それでも見つけきれない場合も多いです。
縫製はプロにお願いしました。
加工はいつもお世話になっている方にお願いしました。
普段は革加工をお願いしているのですが、布でも受けてくださるということでとても安心して お願いできました。
この鏡の加工だとミシンを使える方はたやすくできるかもしれません。 いくつか動画を見ました。
とても驚いたのは全工程に両面テープを使われている方がいらっしゃいました。
両面テープを使うことのメリットと デメリットがよくわからなかったので、知識として知って良かったと思っています。とても簡単に思った通りに出来上がるという印象がありました。
私が古い人間なので「簡単、便利」だと分かっても同じやり方で自分で作りたいと思えませんでした。
柔軟性に欠けるのかと自問自答しましたが、「縫製」に自信がないので「餅は餅屋」と割り切るようにしています。
ミシンを使いこなせるスキルを家庭科の授業で見に漬けられませんでした。
中学校の3年間の1学期の家庭科はお裁縫だったと思います。
スカート、パジャマ、もう一つが何だったか、割烹着かエプロンだったか記憶が定かではありません。
どれも提出期限ギリギリまで出来上がらなかったのと、ミシンを使うことが好きではありませんでした。
その当時、自分の言っていたことを思い出すと「ミシンの速さについていけない」と言っていた記憶があります。
現在のようにボタンひとつで様々なことがコントロールできるミシンではなかったので、学校のミシンも自宅にあった母のミシンも使いやすいものではなかったです。
その代わり手縫いで細々したことをするのは嫌いではありませんでした。
パッチワークの教室に通ったり、ホビーラホビーレさんの単発のパッチワーク教室に通うことも何度かありました。
子供の頃、祖母が「くけ台」を出して和裁をしていた姿は覚えていますが、私は全く興味を持てませんでした。
今でも直線に縫っているつもりが蛇行して立涌になっているので運針すらもまともにできない55歳です。
自慢にはなりませんね。