30代から45歳ぐらいまでは「衣替え」が大好きで、6月と10月だけでなく、月ごとの衣替えが好きでした。
- 着物・色無地や絵羽物が月ごとだった時期があります。
- 同時期に手ぬぐいや器も衣替えしていました。
- 衣類や手ぬぐいは一軍から三軍まで扱いが違います。
- 今は季節物を持ちたい気持ちはほとんどなくなりました。
着物・色無地や絵羽物が月ごとだった時期
三十代に入ってから45歳ぐらいまで衣替えが大好きでした。
十二節句と言うか二十四節季を意識して衣替えをしていた記憶があります。
リサイクル着物も気軽に変えたので色無地を12枚以上、絵羽物ももしかしたら12ヶ月しかないのに同じようにあったかもしれません。
それに合わせて帯や小物バッグ、お草履や下駄などを持っていたの記憶が残っています。
季節を楽しむ気持ちの余裕や時間の余裕があったのではないです。
仕事が忙しくて、体調も下降していった時期だったから尚更、季節を細切れにして自分の忙しさから目を背けていたのかな?と今は思っています。
同時期に手ぬぐいや器も衣替えしていました。
手ぬぐいや器も使い切れないほど買い集めていました。
器は春には苺や牡丹のお柄、秋にはぶどうや萩のお柄、お正月は老松など白磁や染付が多いですが、今でも手元に残してある器も少しだけあります。
2019年冬に友人が脳梗塞で倒れました。
白磁の桜の形のお煎茶茶碗を買って、訪ねてきてくれるのを待っています。
ちょっとした回復祈願と言えるかもしれません。
未だ叶わずですが・・・
年中行事のお正月、お雛様、七夕、クリスマスや、梅、桜、牡丹、紫陽花、ススキ、萩、などなどなど・・・
数年前に私の手ぬぐいの在庫段ボールを見た方が欲しい仰ったので10枚ぐらいお譲りしました。
衣類や手ぬぐいは一軍から三軍まで扱いが違います。
40代の頃は死ぬまでに使い切れるかなと思っていましたが、ハンカチを使わず外出も手ぬぐいを使っているので外出用の一軍の手ぬぐいから、だんだんくたびれてきて台所仕事用の2軍から3軍に落ちてしまった手ぬぐいもたくさんあります。
最後には切ってお掃除に使ってさようならと言うことになっています。
今は季節ものを持ちたい気持ちがほぼなくなりました。
今は季節のもの持ちたいほぼなくなりました。
衣替えにかけるエネルギーがなくなってきたというのは正直なところです。
着物は6月から単衣というのが正しいと言われていますが、今はお洋服と同じで暑いは暑いなりに、寒いわ寒いなりにという風に思っています。
単衣を着る期間が長くなったとは思いますが、盛夏の着物や袷の着物を着る期間が延びるというのはあまり見かけません。
9月から袷を着る人はさすがにいません。
東京だと浴衣は三社祭が始まったらという習わしがあるようです。
正式な場所では5月末まで袷を着ますがゴールデンウィーク過ぎぐらいからは少しずつ単衣の着物姿を見かけます。 とても早い形は4月末ぐらいから人へを見かけます。
冠婚葬祭やお茶席は無難に昔からの風習を守りますが普段着の着物は体調次第で良いと思っています。
一つだけ未だに出来ないのは着物とお洋服の和洋折衷です。
こればかりは私は出来そうもないです。
頭が固いですね。(苦笑)