日常

見返り美人のガラちゃんと、見守るコルトさん

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ベランダに出ようとしているガラちゃん
ベランダに出る前に振り向いてくれました。
ベランダのガラちゃんを見守るコルトさん
見守ってくれているコルトさんを華麗にスルーするガラちゃん
  • コルトとガラちゃんがうちに来た経緯。
  • 突然、傍若無人になるガラちゃんにも優しいコルトさんです。
  • 気にも留めないガラちゃんも潔い。天晴!!

ガラちゃんとコルトの関係性を私から見るとうらやましいです。

生後二か月ぐらいのコルトさん

コルトは2009年10月にうちに来ました。

知人宅のお庭で野良のお母さん猫が数匹の仔猫を産んだのを知人が最初は仔猫を保護しました。

野良のお母さんが仔猫を心配して見に来たところを捕まえて獣医さんに連れて行って避妊手術をして「桜耳」にしてまた野良に返しました。

お母さん猫も一緒というわけにはいかなかったのですが、お母さん猫はずっと野良猫として生きてきたらしいので、「完全室内飼い」は難しいと判断したようです。

その時に生まれたうちの一匹がコルトさんで、体重600gでうちに来ました。とても小さくてやんちゃで元気で甘えん坊の仔猫でした。

ガラちゃんがうちに来るまでの間は「一匹溺愛主義」を宣言していました。

2013年12月末、ガラちゃんがうちに来ました。

うちに来てくれた夜のガラちゃん

保護主さんに伺ったら、保護されるまで約一か月ほど公園で見かけていて保護したとのことでした。保護主さんはうさぎと同居していて、猫とは生活できないとのことでうちに来ることになりました。

里親募集サイトを通してしっかりした審査を受けました。

体重は1200gあったものの、風邪をひいて右目から目やにが出ていました。

それ以来、目やには止まらないままです。

ガラちゃんは抱っこ癖が付いているくらい人に慣れていました。それなのに11月から12月にかけて寒い公園で誰かにご飯をもらうとかしていたのかと思うと今でも苦しくなってきます。

コルトは女性にはある程度心をひらいてブラッシングをしてもらったりしますが、

ガラちゃんはコルトと私以外を受け付けません。

ガラちゃんに好かれたいという猫好きの知人は何度もトライしようとするのですが、押し入れから一歩も出てこないガラちゃんなので、知人の気持ちは伝わらないまま数年が過ぎています。

夜9時過ぎぐらいから、ガラちゃんはホッとした様子になります。

甘えた鳴き声を出すのも暗くなってからです。

コルトはシャイでおとなしい男の子。ガラちゃんはコルトには傍若無人な振る舞いをする夜型お転婆な女の子です。

お転婆と言っても神経の細い子で、ストレスがかかるとずっとグルーミングをしています。グルーミングが続くととても心配になってしまいます。

私が持ち込むストレスが大きいと思うので、出来るだけコルトとガラちゃんが落ち着いて過ごせるようにと心がけています。

突然、傍若無人になるガラちゃんにも優しいコルトさんです。

コルトは自分からはガラちゃんには近づきません。

ガラちゃんが寄り添うと優しくグルーミングしてあげています。

それだけで済めばいいのですが、時々ガラちゃんは急にコルトに理不尽な態度を取ることがあります。噛みついたり、引っかいたり。

どんなスイッチが入るのか全く分かりません。

そんなちょっとお転婆なガラちゃんに返信してもコルトは全く起こりません。

「もぅ、しょうがないなぁ」と思っているのでしょうか?

一度だけ、「背を向けて無視した夜」がありました。

その一回だけです。お転婆ガラちゃんに怒ることはなかったけど「背を向けて無視して居眠り」をしていました。

「お兄ちゃんが怒っている」と気づいたようなガラちゃんは、背中をポンポンしてみたり、背中と背中をくっつけて寝てみたりあれこれ試していましたが、その時だけはコルトは完全無視でした。

あの時、コルトは何を思っていたのかお話ができるなら聞いてみたい気がします。

気にも留めないガラちゃんも潔い。天晴!!

一度だけコルトに怒られたというか、コルトを怒らせたガラちゃんですが、大抵は許されているので今もお転婆さんで、理不尽で、傍若無人なのにとても怖がりです。

コルトとガラちゃんは20年以上生きてほしいと思っています。

コルトの体重は8キロとメタボで年齢も今年12歳になります。

猫の12歳は「終活」を考える年齢だと獣医さんから伺いました。考えたくないですが、コルトはコルトで「分離不安」気味なところがあるので、外出するのも申し訳ないような気持ちになります。

ガラちゃんは8歳になります。まだまだ元気と思いたいです。今のところ右目の目やにや、ストレスが重い時に免疫力が低下したり、キャットフードでも食物アレルギーがあったりと、私と似ているところがあります。

コルトは10才を過ぎてからお通じが二日に一回になりました。キャットフードを「可溶性繊維」が入っているものを食べてお通じが二日以上で亡くならないように気を付けています。

お腹をマッサージしたり、網戸も開けていつでもベランダに出られるようにしています。

コルトのキャットフードをガラちゃんが食べると、人間のアトピー性皮膚炎のように赤くかぶれてきます。

同じキャットフードではガラちゃんの寿命が短くなってしまいます。お通じに問題はないので好んで食べてくれて、お肌に変化がなく、お通じも問題ないキャットフードを食べてもらっています。

ひとりと二匹というか、擬人化しすぎて三人家族だと思っています。

一日でも長く三人で過ごしていたいと強く、強く思っています。

コルトさんがグルーミングしてあげている優しい時間です。

私の宝物のコルトとガラちゃん。

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