袋帯だと思っていたら長さが足りなくて、長い名古屋帯(京袋帯)でした。(苦笑)
- リサイクルショップで買った帯をしまい込んでいたので締めてみました。
- 二重太鼓にならない長さで、袋帯の長さをネットで確認しました。
- 名古屋帯と半幅帯もネット上の定義を確認しました。(半幅帯の結び方の動画をいくつかリンクを貼りました。)
- 何本か手持ちの帯の長さを測ってみました。
*尺で記載の場合は鯨尺(くじらじゃく)です。
リサイクルショップで買った帯をしまい込んでいたので締めてみました。
気温が20℃以下になると着物を着るのが楽しくなります。
変な汗をかかずに済むので「袷の時期」が着物を楽しめる時期でもあります。
最近は起きて着替えるときに着物を着ることも部屋着として普通のことになってきました。
お太鼓ではなく半幅帯で簡単にさらっとです。
たまたま、ちゃんと補正、長襦袢、着物と着ていて半幅帯を締めていました。
少し前にリサイクルショップで買った「袋帯」を締めてみようと思い立ちました。
ほったらかしにしていたもの三筋(みすじ)を出してきて締めてみました。
あれ?袋帯なのに二重太鼓にならないのはなんで???と思って長さを測ってみたら400センチでした。
今まで「袋帯」として買ったもので二重太鼓にならない長さの物はなかったので、改めて「袋帯」の長さを調べました。
二重太鼓にならない長さで、袋帯の長さをネットで確認しました。
都内の呉服屋「いせや」さんのHPの記載
袋帯の長さは「一丈一尺(417センチ)から」という決まりがあるようです。
締めてみた400センチの帯では二重太鼓ができなくても仕方ないと言うことで「長い名古屋帯(京袋帯)」と思うことにしました。
よく考えると390センチ前後の名古屋帯があるので、普通体形の場合は名古屋帯になるのが今更やっとわかりました。
もう一つ調べたところ420センチから450センチと言うことでした。
こちらは「eーきものレンタル」という愛知県の着物のレンタルショップのHPに記載がありました。
417センチ(一丈一尺)も420センチもほぼ変わらないので、目安は420センチと言うことになるのではないかと覆いました。
名古屋帯と半幅帯もネット上の定義を確認しました。
名古屋帯は約360センチが基準になっているのは以前聞いたことがありました。
それ以下だと、胴に人巻きしかしないとか、改良枕を使うとか工夫が必要になってきます。
前帯とお太鼓のポイント柄だと余計工夫が必要で、お太鼓の中を通す「手」の長さを諦める場合も出てきます。
幸い短すぎる名古屋帯に出会ったことはないので今まで意識することがありませんでした。
太ったときに、ポイント柄の帯が締めにくいと思ったことがあって、作り帯にしてしまおうかと考えたことがありましたが、作り帯(二部式帯)も慣れないと扱いにくい場合があります。
私は改良枕や、工夫する締め方を習ったことがありますが結局普通に締めるのが一番慣れていて時間がかかりません。
肩が上がらないとか腕が回らなくなったら「前結び」も必要かなと思いますが、今のところは普通に結べているのでこのまま、肩や腕に痛み無く年を取れたらいいなぁと思っています。
最近、長さがバラバラだと感じるのは半幅帯です。
古典的な結び方の「貝ノ口」や「矢の字」を結ぶには普通体形に多少の補正をした場合、320センチでも結べます。
半幅帯の結び方の本が沢山出版されていたり、動画でも沢山見られます。
細かい手順は少しずつ変えているようですが、似たような後ろ姿になることも多いようです。
私の手持ちの帯で一番短いのは320センチ。それ以下はさすがに締められません。(苦笑)
400センチ、420センチ(袋帯の長さと同じ)や、動画を見ていると460センチの半幅帯を使って後ろ姿を華やかにされている動画もあります。
カルタ結び(長さは体形次第です。)
多分、結ばずに折り紙のように折りたたむだけで背中に添う、一番簡単な帯結びではないかと思います。
ただし、お尻を隠したいという方には向きません。
木の花の店主の方。とても小柄で細身の方です。
帯締めを加えたスタイル。
400センチの半幅帯を使った帯結び。
試してみたいと思いながらも背中がゴロゴロすると思うとお出かけにはいいですが、部屋着用の結び方としては背中に当たってリラックスできない気がします。
アイリス結び(三重仮紐か四十仮紐を使います。)
笹舟(改良版)
お太鼓のタレのようにお尻を隠したい方向け。
450センチの半幅帯を使った帯結び。
とてもゆっくりお話しされる方なので、説明部分は倍速でもいいかもしれません。
お太鼓と同じでお尻が隠れるので、お尻が気になる方には良いと思います。
笹流し(片ばさみのアレンジ)
ハンドメイド商品をメルカリで見かけることも多いので、一番買いやすい商品ではないかとも思います。
若い時はあまりカジュアルすぎる気がして半幅帯を締めることはほぼありませんでした。
着物を部屋着として着るようになってからは立体感の無い、背中に平たくくっつく帯結びをしているので、椅子の背もたれに寄りかかるのも窮屈ではないです。
何本か手持ちの帯の長さを測ってみました。
400センチの帯は名古屋帯として使うことにしました。
ほかに440センチある洒落袋染め帯があったり、袋帯もありました。
でも、袋帯だと思っていた帯が400センチで「長い名古屋帯」認定したものもあります。
名古屋帯の基準は360センチですが、なぜか350センチの物もありました。
でも、ポイント柄ではないのでなんとかなるかな?と思っています。