21世紀アートボーダレス展に出品する作品が終わって、ホッとして4センチ角ぐらいの小さな黒猫を刺しました。
- キラキラのクロネコ
- 地刺しは淡くするか、グラデーションにするか迷いました。
- 淡くまとめました。
キラキラのクロネコ
4センチ角の面積の割には存在感のある猫になりました。
この黒くキラキラ光る糸で猫を刺したかったので達成感があります。
コルトもガラちゃんも絽ざしで表現したいと思っていますが、単色で「存在しない色」の猫のことばかり考えてしまいます。
しばらくはこのキラキラ糸を使い続けるかもしれません。
地刺しは淡くするか、グラデーションにするか迷いました。
いったん、白い糸で地刺しをしました。
区切りの良いところで色を変えたいと考えながら刺していました。
淡くまとめました。
ラベンダー色にするか濃いピンクにするか迷いましたが淡い色でまとめました。
配色を考えるだけで半日、一日、考えてしまうことがあります。
場面が小さい場合は「もう一つ作ればいいから。」と自分に言い聞かせますが、10センチ角になるとさすがに「もう一つ・・・」とは考えられないので、場面の小さなもので色の見え方を実感しようと思っています。
絹糸の光沢や、糸の太さでも印象が変わるので色鉛筆や絵の具、パソコンでは感覚がずれてしまうことがあります。
刺してみないと完成形が見えないのが辛くも楽しいところです。