私はお裁縫はできません。
動画をアップされている和裁士さんにお願いすることにしました。
- 自分では縫いません。
- リバーシブルのモモンガコート
- モモンガコート
- その他は相談の予定です。
- お友達にはHKマスクを縫ってもらいます。
自分では縫いません。
中学生の家庭科から一学期のお裁縫は全く興味もなく、出来栄えも良くなかったです。
今は絽ざしのためにだけ針を持ちますが、お裁縫は全くできません。
針を持つのは絽ざしで精一杯というか、いっぱいいっぱいというか・・・。
絽ざしをしていると言った後で運針が「立涌文様」のように蛇行すると言うと必ず笑われます。お裁縫は苦手です。
近頃選ぶお洋服は、幸いなことに取れるようなボタンがついていることもなくボタン付けに悩まされることが無くなりました。
スカートの裾がほつれてくることもないような物ばかりで、こちらからも解放されています。
なんて良い時代になったのだろう!!!とお裁縫をしなくて済む現代を楽しんでいます。
リバーシブルのモモンガコート
昨シーズンの冬にSNSで沢山見かけた「モモンガコート」はとても気になっていました。
着物からリメイクされたからや、真冬用にウールやフリースを使われている方などハンドメイド作品が沢山見られました。
その中で、「一級和裁士 装々さん」が留袖をリメイクしてモモンガコートを作られていてお願いできるかHPから問い合わせのメールを送りました。
春先のことですが、私がぐずぐずして今頃になってしまいました。
最初に選んだお着物は紫の五つ紋付き色無地と裏地はオフホワイト地にお花柄です。
表地にしようと思った色無地を水洗いして縮ませたときにとても激しく色落ちしました。
装々さんにメールで問い合わせたところ、お洗濯のたびに色落ちするだろうと言われて諦めました。
紫の色無地は単衣のモモンガコートにすることにしました。
裏地を決めた後で表地を探すのは結構大変でした。
候補は二枚。
グレーにピンクの暈しの入った着物と、グレージュと言っていいのかわからない曖昧色の色無地を解いたものです。
候補その1
この靄っとしたグレーを私が着こなせるのか?が問題です。
候補その2
ベージュを含めて茶系を避けているので迷います。
裏地に決めているお花柄に合うのはこちらかな?と思っています。
候補その3(半幅帯でもいいかもしれないです。)
全く違いますが、この組み合わせはどうだろう・・・マジョリカお召が縦横どちらにも縮んでいるので半幅帯にした方が良いかもしれません。
候補その4(こちらはリバーシブルのモモンガコートの候補です。)
靄っとしたグレーとピンクを合わせてみました。
裏地を主張の強い花柄にするか、無地感覚で寄せていくか考えるととても楽しい悩みです。(笑)
単衣のモモンガコート
この着物は五つ紋付の色無地でした。
自宅でお洗濯できるように着物の状態でお洗濯したら、色落ちが激しかったのでリバーシブルには出来ないとの事でした。
単衣の羽織物も必要なのでこれは裏地無しでお願いすることにしました。
サイズはリバーシブルと同じにならないかもしれません。
裏の始末が大変なので反物の耳で縫い合わせていただく方が良いかもしれません。
装々さんに荷物が届いたらアドバイスをいただこうと思っています。
コルトが参加しています。
コルトさんが着るんじゃないのよぉ~!!
その他は相談の予定です。
羽織を解いたものや無地のお召を解いたものなども一緒に送って生地を診てもらってから決めようと思っています。
昼夜帯にしてもらうか、リバーシブルの半幅帯にしてもらおうかとても迷います。
普段着の部屋着なら半幅帯で十分だと思っているのですが、残布がもったいないので出来るだけ生地を余らせないようにしたいと思う気持ちも大きいです。
着物は幅が決まっていて解いて「はぬい」をすれば一反に戻ります。
着物を洗い張りする時は洗い張りの前に「解き、は縫い代」がかかります。
手縫いの場合は自分で解けます。
私がリサイクル着物で縫製に気を付けているのは、ミシン縫製だと自分で解くのは難易度が高いと思っているからです。
着物のリサイクルショップではミシン縫製のお着物を専門に解く機械があると効いているのですが、リサイクル着物でもミシン縫製だったら購入は控えたいなぁと思ています。
他にも解いたものがあるのですが、一度に送るには限度があるので今回は3枚にしておきます。
上・・・水色の絞りの羽織を解いてお洗濯したもの
下・・・濃紺のお召を解いてお洗濯したもの
【着物リメイク】洋服にも着物にも似合うモモンガコートの作り方 留袖のリメイクコート じっくり解説
お友達にはHKマスクを縫ってもらいます。
ミシンを使いこなせるお友達がいますが、お友達だからこそ気軽にお願いしたくない気持ちがあります。
お友達にはHKマスクは2回作ってもらっているので今回もHKマスクをお願いすることにしました。
お友達は「仕事」として受けてくれるかもしれませんが、本業があるところに副業をお願いすることになります。
もしかしたら無理に受けてくれるかもしれないと思ったり、あれこれ考えたりしてしまうので、今回は既に何度も作っていらっしゃって動画をアップされている和裁士さんにお願いすることにしました。
HKマスクは香港の鄺士山(クウォン・シーサン)化学博士が考案されたマスクの形です。
少しカスタマイズしました。
とても重装備になるので表地と裏地の間がポケットになっていて、息苦しくならないように樹脂のマスクフレームを入れています。
手元にある木綿か紬の端切れがないかなと思いましたが、裏地に出来そうな浴衣を解いたものはりますが、表に使える無地が無くてどうしようかと思っています。
裏地(浴衣を解いたもの)マスク以外は手ぬぐいとして使っています。
柄物のマスクはあまり好きではないので、表側は無地が良いのですが、裏は多少可愛らしいお柄がいいなと思っています。
HKマスク ・・・ 香港の化学博士が発案、高機能DIYマスク「HK Mask」とは
新型コロナウイルス襲来で揺れる香港の60日(3)
マスクフレーム・・・ アート引っ越しセンター通販
マスクフレームは今では沢山見かけるようになりました。
昨年の今頃はマスク不足が落ち着いたか、そろそろ落ち着くかだったような気がします。
幸い、コロナ禍でも私は不織布マスクを買うことが無く、布マスクで済んでいますし今でも布マスクです。
流行り始めた頃に1枚いただきました。
その後、マスクホルダーをいただいたときに一枚入っていました。とても嬉しかったです。まだ使わずにとっています。
「昭和の人間」なので使い捨てに罪悪感があるのは仕方ないのだと自分では思っています。
明日には発送したいと思っていますが、目が覚めたら思わぬ組み合わせが思い浮かぶかもしれません。
集荷依頼の予約は目が覚めてからにします。