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祖母の夏帯・萩柄に浴衣を合わせてみました。

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お盆にお供えする物の中に衣類があっても良いかな?と思って祖母の夏帯に浴衣や小物を合わせてみました。

  • 祖母はこの浴衣を気に入ってくれるか心配です。
  • 白襟、白足袋必須で浴衣ではなく夏の着物として着てもらいたいです。
  • 帯は既に50年ぐらい経っている物です。
  • 小物合わせが楽しいですが、祖母の好きだった色が思い出せません。

祖母はこの浴衣を気に入ってくれるか心配です。

この浴衣は私にはちょっと身丈が足りません。

94才当時の祖母には少し長めかもしれません。

いつの間にか小さくなっていたっけ・・・と突然思い出したりしています。

「おばあちゃんの背より大きくなりたい」と言っていた私ですが、さほど高身長にはなりませんでした。

着物でいうところの「女並み」が十分に着られる身長と裄です。

浴衣の柄としては祖母には強すぎるし、私にも強すぎる気がしますが、手触りのよいしっかりした木綿の浴衣を買いやすいお値段で買おうとすると、お柄の選択肢はとても少なくなってしまいます。

ミシンで「たたいてある」お仕立ては好きではないので、手縫いの物という条件も含むともっと選択肢が狭くなりました。

「ミシンでたたく」というのが割と誰にでも通じることが描いていても不思議だなと思います。

手縫いだと「チクチクする」とか「チクチク縫う」と言うことが多いですが、手縫いで縫っても「たたく」とは言っている人に出会ったことはありません。

ミシンの便利さを受け入れつつも、こと着物のお仕立ては「できれば和裁士さんの手縫いが良いし、国内縫製が良い」と思ってしまいます。

海外縫製だと誰がお仕立てをしたかが全く分からないことが不安なのだと思います。

ミシン縫製と手縫いではお値段は全く違いますが、和裁士さんと直接お話できることが「保険」となることも多いです。

やっぱり着物は贅沢品になってしまっているのだなぁと実感します。

帯締めを水色にしました。

白襟、白足袋必須で浴衣ではなく夏の着物として着てもらいたいです。

この写真では白襟、白足袋は合わせていませんが、お盆の前に新しい足袋を準備して水通しをしておこうと思っています。

麻の足袋が良いのか、いつも通りのキャラコが良いのか?

祖母なら多分キャラコではないかと思っています。

帯締めを帯と同系色の淡い色にしました。

帯は既に50年ぐらい経っている物です。

祖母の夏物はこの帯一筋だけです。

夏の着物は紺色の紗の着物がありましたが、もらってから毎年何度も着て、丸洗い、洗い張りを繰り返したので現役を引退しました。(笑)

この帯は、多分祖母が購入してから50年以上経過していると思います。

私の手元に来て早25年です。

あれっ?祖母の手元にあったのは25年以上だと思うので、時間の経過が分からなくなりました。(苦笑)

「着物三代、帯一代」と言われていたのはいつ頃までだったのかわからないですが、お世話になっている着物屋さんで女将さんに教えてもらった言葉です。

「着物三代」と言う言葉はすこし広くとらえられすぎている気がしますが、もしかして既に死語でしょうか?

「帯一代」と言うのは、昔は帯をしっかり結んでいたので結び目が弱るので、次世代に譲れないという意味だと教えてもらいました。

この浴衣はしっかりした木綿なので、お盆が過ぎたら私の部屋着にするつもりです。

小物合わせが楽しいですが、祖母の好きだった色が思い出せません。

祖母の普段着は紺色の無地の着物にえんじ色の帯でした。

名古屋帯になったり半幅帯になったり、日によって違いましたがあくまで日常着でした。

私が子供の頃は既に「黒の紋付きの羽織で正装感を出す。」という習慣は無くなっていたと記憶しています。

祖母の箪笥の中の羽織は道行コートは今では短いと言われる丈の物ばかりでした。

帯締めの色を帯揚げの絞りの薄紫と同じにしようかとも思いながら、お盆までコーディネイトを楽しもうと思っています。

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