遠方の知人からお着物をいただきました。
他にも思わぬプレゼントが入っていて9月以降に着るのが楽しみです。
- 頂いたお着物
- 私がお着物を手放したくなった時のこと
頂いたお着物
お着物はどちらも紬です。
赤い方は袷でばち襟でした。
黒と赤茶色は単衣でした。こちらは広襟でした。
格子の半幅帯とイチゴのスポンジも同梱されていました。
黒と赤茶色のお着物は単衣でまだお袖のしつけ糸が解かれていませんでした。
寸法は少し大きめでした。 最初に教えていただいていたので、それでも着てみたいなという気持ちと、着方でごまかせるでしょうという気持ちがあったので大きめでも頂くことにしました。
よく、「着物はあまりサイズが関係ない」と思っている方がいるようですが、実際には自分のサイズを測ってもらって、その寸法で仕立ててもらうのが余計な調節が必要なく綺麗に来られます。
特に身丈(着丈)が 長すぎるとおはしょりの調節を自分なりに工夫しなければなりません。
今は動画で様々な工夫の仕方を見ることができますが、どれが一番自分では取り入れやすいかというのは試してみなければわかりません。
赤い紬を着てみたかったので頂けてとても嬉しいです。
真冬に赤いタートルネックのセーターを着ている方を見ると(羽生結弦選手が出演しているチョコレートのCMとか)暖かそうと思うことが多いので袷の赤い紬を頂けてとても嬉しいです。
単衣は普段は選ばないお色、お柄です。
帯を明るい色にするか、黒の帯でダークトーンでまとめても面白いと思っています。
知人は何枚か手放したようですが、また、いつの間にか増えている日が来るような気がします。
かつての私も同じでした。(きっと、同じ気持ちの方もいらっしゃるのではないかと思っています。)
私がお着物を手放したくなった時のこと
私がお着物を手放したくなったことは何度かあります。
紬に興味を持ってないなぁと思って 紬に合わせる帯、小物、バッグなども全部処分したことがありました。
体調が少しずつ悪くなっていて季節限定ものをその時期に着られないことが多くなりました。
1ヶ月単位で切り替えていくのはことがストレスに近い感覚になっています。
着られない着物をたとう紙から広げてみては「着られなかった」とため息をつくことが 多かったので季節限定ものは 汎用性のある物だけ残して処分したことがあります。
お振袖も親戚の女の子たちが着てくれることになって、お振袖一式だけでは申し訳ないような気がして、20代で着られる華やかな訪問着や色無地、それに合わせられる帯などもひとまとめにして送りました。
従姉妹の一番上の姉から引き継いだお振袖だったので、私からまた親戚に引き継げてほっとした気持ちがありました。
2018年の冬に 突然、肌トラブルが多くなりました。特に腕と首がウールや麻の刺激がチクチクして着られなくなっています。
綿麻の着物、麻のお襦袢、麻の着物や帯などを 手放しました。
お着物でもお洋服でも絹か木綿を選んでいます。
多少のストレッチ素材が混じっていても着られますが、お手入れが簡単な素材として絹や木綿は優れていると思っています。
最近は出かける時はお洋服で、家にいる時に一歩も出ないと決めている時はお着物を着ることが多いです。
今日届いたお着物は、まだしばらく出番はないですが、眺めて楽しもうと思っています。
思いがけない贈り物に心がウキウキしています。
コーディネートを考える楽しみが増えました。
遠方の知人とはなかなか会うことができませんが、大切にするねと伝えました。