昨年からブロック注射を打ってもらっています。
恒常的な痛みを我慢し続けることで「生活の質が落ちる」ことが懸念されているようです。
「注射なんてやめたほうが良いと思うわ。」というご意見もいただいたことがありますが、わかりやすい例を挙げます。
同じ虫歯は一年中痛み続けます。痛みの度合いが多少軽減されることがあっても無くなることはありません。必ず痛いです。寝ていても痛みで目が覚めることがある痛みです。
このような場合、虫歯の治療をする。が正解ですが、治療が難しい場合は虫歯の現状維持と痛み止めが必要になると考えています。
私の考え方は変でしょうか?
- 腰椎の圧迫骨折と骨盤骨折
- 二年で上半身が少し左に側弯していました。
- 体の左右の骨盤の外側の痛みと仙骨の痛み
- 両足のひざ下の重だるさ
- 3~4年我慢して、歩けなくなるかもしれない恐怖からペインクリニックを受診しました。
- 初診から一年数か月。週に一度のブロック注射を6か所に打ちます。
腰椎の圧迫骨折と骨盤骨折
10代の頃に事故に遭いました。
腰椎の圧迫骨折と、右側の骨盤の骨折、左足首の複雑骨折など、よく考えると重い事故でした。
腰椎がある程度繋がるまでは仰向けだけだったような気がします。
その後、折れてない左側への寝返りは少しできました。
すんなりとは回復できませんでした。仰向けの状態で右足をつま先からまっすぐ持ち上げることができませんでした。 膝を立てると爪先が持ち上げることができましたが、それだと歩行ができないとお医者様に言われました。
神経を圧迫している骨を削る手術をしようという話まで出たのですが、これも誰かが手を差し伸べてくれたように足が上がったので手術は回避できました。
左足首の複雑骨折も回復には時間がかかりました。
起立訓練や平行棒に掴まっての歩行訓練の間は車椅子移動だったり 松葉杖を使ったゆっくりした移動でした。 腰椎の圧迫骨折は硬質コルセットを使わなくてはならず、ベッドの端に足を下ろして座れるようになってから硬質コルセットの形をとって歩く時には必ずそれをつけるという時期が退院後もしばらく続きました。
硬質コルセットを7~8ヶ月使っていました。 その後はメッシュのサポーターに体に沿った形で芯が入っているようなものをしばらくつけていました。 コルセットや松葉杖から完全に解放されるまでに約2年ぐらい かかったような記憶があります。 その後は腰椎と骨盤への負荷がかかるのは避けたかったので、できるだけ階段が落ちるようなこととか滑って転ぶようなことはないように気をつける生活を続けていました 。
下半身の右側の後ろ側に今でも感覚の麻痺などが残っていますし、坐骨神経の痛み20代の後半ぐらいから出始めました。それでも、お仕事はしていて通勤も大体40分ぐらいだったと記憶しています。歩けないほど神経痛が痛むということはなかったのですが痛いものは痛い、温めるとか、マッサージへ行くぐらいしか自分ではできませんでした。
二年で上半身が少し左に側弯していました。
40代の後半から他の病気のこともあって日常生活で感じる痛みが多くなってきました。
6年ぐらい前に整形外科でレントゲンを撮った時には異常がなかったことが、4年後に同じところをレントゲンを撮ったら上半身が左側に少し側弯していることがわかりました。
2年の間に上半身の背骨が緩やかに 左に曲がったことになります。この結果下半身の神経がより引っ張られると言うか、ゆがんだ圧力がかかるというのでしょうか。人体の仕組みはよく分かりませんが腰痛、仙骨痛、両足の膝下の重苦しさ が日々強くなっていきました。
体の左右の骨盤の外側の痛みと仙骨の痛み
仙骨の痛みが顕著になるにつれて、眠る時に仰向けになる姿勢をとると骨盤の外側が両方傷んでいることが多くなりました。
仙骨の痛みと骨盤の痛みが重なると整形外科へ通う気力もなくなってしまい、寝込んでしまうことも多くなりました。痛みで気持ちが 削られていて元気が出ない日々を過ごしたりしました。
両足のひざ下の重だるさ
両足と膝下の 重だるさ は 坐骨神経痛の痛みとは違うものでした。
両方同じように同じ痛み同じだるさだったので右側の骨盤骨折の影響ではないと勝手に判断してしまいました。椅子に座っていると 大体に3時間で 仙骨と腰の痛みは激しくなるのを自覚しました。と、同時に両足の膝下のだるさも強くなっていきました。
3~4年我慢して、歩けなくなるかもしれない恐怖からペインクリニックを受診しました。
さすがに自分の体であっても自己診断では済まされなくなってきたと思い ペインクリニックを探しました。
なぜ整形外科へ行かなかったかと言うとすべてレントゲンで判断されるお医者様でした。
レントゲンを見てからお医者様ご自身が私の背骨の歪みを確認されませんでした。牽引と電気を当てることの繰り返しでお医者様に事前に判断を仰ぐというより黙々とリハビリへ通うという状態だったので痛みが増すことはあっても減ることがないことが分かっていたのでペインクリニックを探そうと思いました。
病院へ行く際に私の症状はどんなものかGoogle先生に聞いてみたり、おすすめのペインクリニックを身近な人に 聞いてみたりもしました。
ネット上に散見される診断方法としてピンポイントで痛みがどこかを指し示すことができるというのがありました。まず私の場合仙骨と臀部の左右4箇所をピンポイントで指し示しました。
初診から一年数か月。週に一度のブロック注射を6か所に打ちます。
初診から 一年数ヶ月が経ちました。
最初の1か月はブロック注射を打ってもらうには本来なら週に一度が良いペースと教えてもらいましたが、痛みが100%軽減されるというものではないので弱く長く効果があると言っても5日で痛みは元に戻りました。
その後、両足の重だるさを訴えたところそれも 膝裏の外側に注射を打つことで 痛みが軽減されました。
痛みを我慢して動かないで安静にするよりも痛み止めを飲んで現在の筋肉量できるだけ減らさないことや、階段の昇り降りをある程度することで体に負荷をかけることが現状維持につながっていると思っています。
それでも一週間以上、間が空いてしまうと通い始めた頃の痛みに戻ってしまうことがあります。
もう一つ最近になって気をつけているのは、夜寝る前に感じている痛みを起きた時に取りきれていない時にはあまり動き回らず横になって痛みがほぼ消えたと感じてから日常の生活をスタートさせています。
今はコロナ渦なので外出自粛が叫ばれているので自宅の中でストレッチをやってみたり、腰に負担がかからず太ももに負荷がかかる動作をYouTubeの動画から探して試しています。
内臓も神経のいたみも仲間と思っていないと私がつぶれてしまうので、出来るだけ仲良くしようと思っています。