日常 衣・食・住

おうちde着物、始めました。

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お着物は若いときから好きでお茶を習ったり、着付け教室に通ったりしました。

「土日の外出はお着物で過ごす」ことはありましたが、着物、浴衣を部屋着として着たことはほぼないことでした。

  • 外出は必ず靴を履きたいのでお洋服を着ます。
  • 着物で過ごそうと思った理由
  • 浴衣は一枚だけですが、老後の楽しみにとっています。
  • 正絹の単衣を洗うのが怖くないのでお洗濯してます。
  • 外出する時の着付けとは全く違います。
手で叩いて伸ばすのを忘れました。

外出は必ず靴を履きたいのでお洋服を着ます。

外出する時は歩きやすい靴を履いて 動きやすい服装で出かけることにしています。 

着物は、目的地までタクシーなどで移動できればいいですが、お草履や下駄で地下鉄の階段を登ったり降りたりするのは踵が離れてしまうのでバランスを崩して転ぶ可能性があります。

靴の場合もはきこなせるヒールの高さは個人差があります。

着物を着ていると「周りから親切にされる」とおっしゃる方もいますが、こと体調が悪い時は着物を着ていた事が恨めしく思えることもありました。

通院など予定している外出を考えれば お洋服の方がとても楽です。

急に雨に降られると困るので、「降らずとも雨の用意」をいつもしなくてはならないことも荷物が増えて移動が辛くなることが多いです。

着物で過ごそうと思った理由は痛みと冷えです。

もともと腰痛持ちです。 

最近は仙骨も痛みます。

通院もしています。 

今年に入って、しかも今月(2021年6月)に入って気温は暑いのに「脛」が冷えます。

足首が見える丈の部屋着を履いているとスースーと、とにかく寒いです。

レギンスを履いてゆったりしたパンツを履いて、靴下を厚めのコットンのものを履いても、太ももの前とふくらはぎから足首がスースースースーと感じられました。

レッグウォーマーを追加してやっとスースーがなくなりましたが、 足腰の冷えと全く関係なく上半身はホットフラッシュが起きていました。

手持ちの部屋着で試行錯誤をした結果、 上半身は肌着1枚で、下半身はレギンス、腹巻、分厚いコットンの靴下を履いています。

部屋着として着るときは補正はしておりません。

お着物で外出するときは補正をします。

長襦袢とお着物を着て、今まであまり好きでもなく、興味もなかった「半幅帯」でいつでも横になれるように帯結びも少し勉強してゆったりと着物を着ています。

以前からカルタ結びは帯に膨らみができなくて便利だったので、同じように結び目を作らない帯結びを楽しんでいます。 

試してみて、横になって背中がゴロゴロするなと思う時は半幅帯はくるりと回せるので体の前側に回してしまうことも簡単でした。

モフモフ、ガラちゃん

今、着られる浴衣は一枚も無し

着物がとても好きですが、浴衣は不思議と手元にあったものがほぼなくなってしまい、還暦を過ぎたら着ようかなと思っている、「とても質の良い木綿」の浴衣が一枚だけあります。

私が手放した理由を思い返してみると、浴衣はさほど涼しくないという体感を覚えています。 

丁寧に洗ってもアイロンがけは必須なことが、「お手入れが面倒」という気持ちになっています。

クリーニングに出すのが好きではないので、手洗いをして真夏にエアコンをかけつつ、浴衣の面積にアイロンをかけるのは今考えても暑すぎると思っています。

おしゃれ着洗いで脱水も短めで、濡れている状態で手で叩いて「しわ」を取るという方法もありますが、それでもアイロンはかけた方がいいかなと 思います。

もう一つ。

単衣や薄物のお着物を着るときは単衣や薄物のお襦袢を着るので袷と同じで半襟と足袋は欠かせません。

浴衣は素足に下駄のイメージがとても強いので、サンダルを履くのと同じくつま先やかかとのお手入れを見栄え良くしなくてはならないと思い込んでいる自分がいます。

爪は切りそろえますが、つま先のネイルまでは気が回らないというか、面倒です。マメではないです。

着付け講師の方の動画を見ていると、「昭和の常識」では考えられなかった浴衣姿もアップされていて勝手に心配してしまう老婆の心の老婆心が起動することもあります。

人様のことなのでハラハラしても仕方ないですね。令和なのだと思うことにしています。

正絹の単衣を洗うのが怖くないのでお洗濯してます。

以前、書いたように正絹を洗うことにあまりためらいがないので、単衣の着物が縦に激しく縮むのを理解して浴衣代わりにしています。

手で叩くシワ伸ばしを忘れても、アイロンはかけません。

かわりに綺麗に畳んで三つ折りにして、風呂敷にくるんで重しを載せておきます。

うちには座布団はないので、近い重さになる健康器具を乗せています。

三つ折りにした時の接地面がほぼ同じで二日に一回ひっくり返したりしていると「シワ」が伸びてくれています。

アイロンからの解放がとても嬉しいです。

この風呂敷に包んで重しをのせています。

外出する時の着付けとは全く違います。

出かける時は ウエストに補正をしますが おうちde着物の時には ウエスト補正は全くしません。

腰紐の締め加減も 外出する時と同じくらいに締めてみたら横になると少し違和感がありました。 

いつもよりもとても緩く締めてみても違和感は違和感として残りました。 

椅子に座ったり立っている時は腰ひもが細いなりにコルセットの変わりになってくれていましたが、横になると腰ひもの「圧」を強く感じて、リラックスできませんでした。

普段は使わないゴムの腰紐を使ってみたらとても楽になりました。

腰や仙骨に痛みが出たら早めに横になって痛みを持続させないことを考えているので、ゴムの腰紐の方が横になって過ごす前提では、個人的には過ごしやすいです。

最近になってほんのちょっとだけ身長が縮んだなと感じたり、明らかに体を減価償却している気がします。 

緩やかに下降線を描きたいと思っているので、突然襲ってくる冷えや痛みにはしっかりした対処したいと考えています。

祖母がガーゼの浴衣で寝ていたことを覚えています。

寝相が悪い私には一生できそうもないです。

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