小さな段ボールに入った小ぶりのトマトを今年初めて買いました。
旬を感じる機会が減っていると実感しています。冷凍枝豆や温かい焼き芋、冷凍の秋刀魚まで食べようと思えば一年中食べられますが、旬に一年分を釣って?漁をしてしまうので翌年は「今年は秋刀魚が不良です。」というニュースになっている気がします。
今日は秋刀魚ではなくトマトですが、祖母から教えてもらったのは「露地物のトマトは味がちがうでしょう?」と言いながら櫛形に切ってくれたちょと大き目で形はあまり良くないものの「水っぽくない種がちょっと緑色のトマト」でした。
- 子供の頃は7月下旬から8月のお盆ぐらいまでが旬だった気がします。
- 一昨年ぐらいから見かけるようになった、小さな段ボールに入った赤い小ぶりのトマトです。
- 全部弱火で煮て水分を飛ばしました。
- 調味料は何も入れていないので3日ぐらいで食べきります。
子供の頃は7月下旬から8月のお盆ぐらいまでが旬だった気がします。
子供の頃と言うと20世紀のことになるので記憶が曖昧な部分もありますが、「初物」を祖父に食べさせたいと思っている祖母にとっては食材の旬はとても大切なことでした。
その影響をうけているのでハウス栽培は年中あっても露地物を初物として食べさせてくれたり、夏には緑色のレモンよりも酸っぱいみかんを一房だけ食べることがあったり、6人家族なのに白菜を20個ぐらい漬物にしていました。
ご近所づきあいにも「旬のもの」は欠かせなかったと記憶しています。
経済的に無理のない範囲で四季折々を楽しんでいたような気がします。
私の「苺」の旬は5月初旬です。白い苺が出現するなんて夢にも思っていない昔の思い出です。
一昨年ぐらいから見かけるようになった、小さな段ボール入りトマトです。
段ボールをよく見たら「販売者 カゴメ株式会社」とあり驚きました。
今日のトマトはどこかの農協経由ではなくカゴメさんが福島県で採れた(ハウス栽培しているのかな?)トマトのようです。
一昨年、去年と微妙に違うと思ったのは、去年までは不揃いのトマトでしたが、今年は規格が揃っていたことです。小さくても箱売りということは自社で加工する分以上に収穫されていると考えています。
福島県を応援するためなのかな?
私は福島県産でもあまり気にしません。福島県はとても広い県です。福島県全体で農作物が作れないわけではないと考えています。TOKIOさんのファンではないですが、関わり方は好感を持っています。
スーパーで売られている加工食品を原材料も確認しないまま食べ続けるのとどっちが健康被害が大きいのかは、加工食品をどれくらい食べるかによると思います。
全部弱火で煮て水分を飛ばしました。
ちょっと硬くて酸っぱいトマトでしたが、生で柔らかいのは苦手なので調理実習のつもりで全部水分を飛ばすことにしました。
外形23.5センチのフライパンに重ならずに並べられました。弱火でしばらくほったらかしに出来たので「手間がかかった。」という気持ちにはなりません。焦げることもなく無事に半分以下の量になりました。
調味料は何も入れていないので3日ぐらいで食べきります。
トマト、パプリカ(赤)、ニンジンなどは「赤い野菜」と思っているので、3日分ぐらいの「赤い野菜」の出来上がりです。
調味料は何も入れていません。
今日は乾燥バジルと少しだけオリーブオイルを入れて濃い目のトマトスープのつもりです。
腎盂炎の経験があるので塩分には気を付けています。味は満足でも体には塩分が足りないこともあるかもしれません。
一食目で調整できていると思いたいですが、これはしっかり調べたくなりました。
昨年末に血液検査した時はお医者様から「お塩を一日7グラムまで摂ってもいいですよ。」と言われているので、一般的な「6グラム」より少しだけ多くても良いらしいです。
トマトだけなのでブレンダーで滑らかにしてジュースとしても飲めるし、トマトリゾットも考えています。
少しのオイルで吸収が良くなると言われているようなので、適度にオイルも使います。
箱売りのトマトを見かけなくなるのは8月下旬ぐらいだったような気がするので、トマトの味も多少変わるのを楽しみにしています。
もしかしたら、真夏にはまた不揃いのトマトがどこかの農協経由で店頭に並ぶのかもしれません。それも楽しみです。