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散歩の途中ののどかな無人図書館

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「読み終えたら返却よろしく」という紙が貼ってあります。返却されているのか、そのまま持ち帰る人が多いのかはわかりません。無人のお野菜の販売所と似ている気がします。

  • 路地裏の無人図書館
  • 残念ながら借りたい本はなかったです。
  • 読まない本を置いてきたい気持ちになりました。

路地裏の無人図書館

のどか過ぎてこんなにリラックスできていいのかな?

お散歩の途中で見つけました。

裏路地にひっそりとある「無人図書コーナー」。

無人の野菜販売所で買い物をしたことは何度もありますが、図書コーナーは初めて見ました。

「読み終えたら返却よろしく」という紙から漂う雰囲気は優しくて、「返却必須」、「返却しない人は持っていかないでください。」等の厳しさが無く「一応、管理しているけど信頼しているし、戻ってこなかったら別の本を足します。」とも読める気がします。

この無人図書コーナーを設置、管理している方はどんな方だろうと想像すると、私の中では本好きでも手放すのも苦ではないあっさりしていて執着心もない男性を想像します。「返却よろしく」と女性は書かないような気がしましたが、あえて男性が管理しているけど、本はお仲間で持ち寄りかなぁ?と楽しい想像が膨らみました。

お天気の良い日に違うタイトルがあるか気になって見に行きたくなるところになりました。

残念ながら借りたい本はなかったです。

返却率が気になります。

林望先生(りんぼう先生)の著書を久しぶりに思い出しました。今、私が読んでいるのは林先生の「源氏物語訳 第一巻」です。

さくらものこさんの著書は読んだことがないですが、溜まっている積読が脳裏をよぎったのでお借りしませんでした。

私の性格からすると「借りっぱなしで一年ぐらい経過しそう」という自分のだらしなさも自覚しているので、他にも読みたい方がいたら申し訳ないので借りるには強い気持ちが必要です。

本への接し方も人それぞれです。

必ず新品を買う。できれば本屋さんが良い。または、通販でいい。

古本のみ。できれば¥100円で買いたい。

借りられるものはすべて図書館。

話題の本でも図書館で借りられるまでじっと待つ。予約が多すぎて二年待ったという方をSNSでお見掛けしました。それも気の長い話です。

最初は図書館で借りて、手元に置きたくなったら買う。(新品、古本問わず。)

他にも本への接し方はあると思いますが、私は友人から借りるのは避けています。折れたり汚したりするのも申し訳ないので、綺麗なまま返す自信がありません。しかも長期間になるだろうと思うので借りません。でも、「最近、どんな本を読んだ?面白かった本を教えて。」と聞くことは多いです。

読むなら紙の本が良いですが、収納スペースが狭いので一冊買ったらその分は処分することになります。「好きな物だけが残る。」と思えばそれも良いのかなと思います。

買った本は全く処分しないという方もいます。どんなお部屋、おうちに住んでいるのだろう???と想像力をたくましくしても、猫ビルとか京極夏彦先生の本棚というか書庫を思い浮かべてしまいます。

「初版本を蒐集している方」がいたら初版本への想いを聞いてみたいです。未知の世界の扉が開くと思っています。

読まない本を置いてきたい気持ちになりました。

この先読まないだろうと思う本が段ボールに入って眠っています。

この無人図書コーナーにちょっとずつおいてきたい気持ちが強いですが、確認しないまま置いてくるのは気が引けます。この棚にメモを置いてこようかな。厚かましすぎるでしょうか?すでに買取業者さんではお値段のつかない本ばかりなので、100%ご迷惑かもしれません。

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